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生命保険の種類まとめ|図解でわかる!はじめての保険選びガイド

保険に入りたいと思って調べてみたものの、出てくるのは難しい言葉ばかりで、「終身?定期?掛け捨て?そもそも何が違うの?」と感じたことはありませんか?
生命保険は、大きく分けていくつかの種類があり、それぞれ保障の内容や目的が異なります。

この記事では、はじめて保険を選ぶ方に向けて、代表的な保険の種類や特徴を図解や表などでわかりやすくまとめました
保険の知識がなくても、読みながら少しずつ整理できる内容になっていますので、ぜひ安心して読み進めてみてください。

目次

そもそも生命保険とは?

“そろそろ保険に入ったほうがいいのかな”と思って調べ始めたものの、専門用語が多くて理解するのを諦めてしまった……。

そんな経験はありませんか?
とくに「生命保険」と一口にいっても、医療保険との違いや、掛け捨て・一生涯保障など、よく聞く言葉の意味すらよくわからないまま選ぶのは不安ですよね。
ここでは、まずは生命保険の基本からやさしく解説していきます。

生命保険と医療保険

「生命保険」と「医療保険」は、どちらも“もしも”のときに備える保険ですが、保障の対象が異なります
生命保険は、契約者が亡くなったときなどに遺族に保険金が支払われる保険です。
主に家族の生活を守るために加入する人が多いです。

一方、医療保険病気やケガで入院・手術したときに備える保険です。
たとえば「入院1日◯円」、「手術1回◯万円」といった給付金が受け取れます。
「亡くなったときに備えるのか」、「入院や治療に備えるのか」で分かれていると覚えるとわかりやすいでしょう。

【生命保険の基本知識その1】生命保険と医療保険の違い

生命保険:死亡後に遺族を守ってくれる保険

医療保険:病気やケガの際に、契約者を助けてくれる保険

※2つの明確な違いは保障を受ける“対象者”です。

生命保険でよく聞く「掛け捨て」や「一生涯保障」って?

生命保険を調べるとよく出てくる「掛け捨て」と「一生涯保障」。
でも、違いがわかりづらいですよね。
簡単に言うと、「掛け捨て」は一定の期間だけ保障されるタイプで、保険料は安めの保険に分類されます。
しかし、安い代わりに満期を迎えてもお金は戻りません

一方、「一生涯保障」はその名の通り、一生ずっと保障が続きます
保険料は少し高くなりますが、満期ではもちろん、途中で解約してもお金が戻ってくることがあります
CMでよく耳にするこれらの言葉、実は「保険の選び方」に関わる大事なポイントなんです。
まずはこの違いだけでも知っておくと、選ぶときにぐっとわかりやすくなりますよ。

【生命保険の基本知識その2】掛け捨てと一生涯保障の違い

保障期間支払金額満期になったら
掛け捨て一定期間のみ比較的安め満期でもお金は戻ってこない
一生涯保障一生涯少し高め満期でお金が返ってくる(返戻金)

生命保険の支払金額はずっと一定?

生命保険の保険料は、ずっと一定のものと途中で変わるものがあります
たとえば「更新型」と呼ばれる保険は、契約当初は保険料が安くても、一定の年齢ごとに見直しがあり、年々高くなることが多いです。

一方で、「全期型」や「終身型」は、最初から最後まで保険料がずっと変わらない設計です。
支出の見通しが立てやすいので、子育てや住宅ローンなどで家計管理が必要なご家庭には安心かもしれません。

どちらが得かはライフスタイルや年齢によりますが、毎月の負担や将来の変化を想像しながら、自分に合ったタイプを選ぶのがポイントです。

【生命保険の基本知識その3】月々の支払額が一定なものと、途中で変わるものの違い

保険の種類メリットデメリット
支払額が一定全期型、終身型固定額なので支出の見通しが立てやすい支払額が高額だと感じることも
支払額が変動更新型年齢が若い場合は支払額が安いことが多い加入年数が経つごとに高額になる可能性あり

生命保険の保障とは?

生命保険を選ぶうえで大切なのが、「どんなときに、どんな保障があるか」という基本のしくみです。
でも実際には、「保障期間?払込期間?」、「特約ってなに?つけるべき?」など、聞き慣れない言葉ばかりで混乱してしまう方も多いものです。

もしものときに、保険金はちゃんと受け取れるの?

どのくらいの期間、保障が続くの?

必要なオプション(特約)は何?

そうした疑問にやさしく答えながら、保障のしくみを一つひとつわかりやすく解説していきます。

どうやったら保険金が受け取れるの?

万が一のことがあったときに、生命保険の保険金を受け取るには、契約している保険会社に保険金請求の手続きを行う必要があります。
一般的な流れとしては、①保険会社に連絡 → ②必要書類の提出→ ③保険会社による審査 → ④指定口座への振り込み、という順番で手続きが行われます。
連絡は、契約者本人ではなく遺族が行うケースが多いため、家族にも保険の存在を伝えておくことが大切です。
下記にて、一般的な保険金請求の流れを整理しておきますね。

【生命保険の保険金請求の流れ】

STEP
保険会社に連絡(電話やWebで)
STEP
必要書類を用意して提出

必要書類:死亡診断書・保険証券・本人確認書類など

STEP
保険会社が内容を確認・審査
STEP
問題がなければ保険金が振り込まれる

「保障期間」と「払込期間」って?

「保障期間」と「払込期間」は、生命保険を理解する上で欠かせないキーワードです。
「保障期間」とは、保険の保障が受けられる期間のことです。
たとえば「一生涯」や「65歳まで」などがあり、期間が終わると保障もなくなります。

一方「払込期間」とは、保険料を支払う期間のことです。
たとえば終身保険では「60歳まで払って、その後は払わなくても保障が続く」という設計や「保障期間と払込期間のどちらも一生涯」という設計も存在します。
どういうことか気になる方は、ぜひ次のチャート図もご覧ください。

「保障期間」と「払込期間」の違いが一目でわかる!代表的な保険タイプとの組み合わせ例

「特約」って何?入ったほうがいいの?

「特約」とは、生命保険に追加でつけられる“オプション機能”のようなものです。
たとえば、がんや女性特有の病気、介護などに備える保障を、必要に応じてカスタマイズすることができます。
医療特約、先進医療特約、災害死亡特約など種類もさまざまで、ライフスタイルや家族構成によって選び方が変わります。

ただし、付けすぎると保険料が高くなりすぎることもあるので注意が必要です。
「自分のライフスタイルを考えたときに、本当に必要な保障かどうか」を考えるのがポイントとなります。
働き盛りや子育て中の方などは、医療や入院への備えを重視した特約が人気となっています。

生命保険の種類一覧

生命保険にはさまざまな種類があり、「終身保険」、「定期保険」、「医療保険」など言葉だけ見てもなかなか違いがイメージできないという方は多いものです。
また、自分や家族に本当に必要な保険はどれなのか、何を基準に選べばいいのか悩んでしまいますよね。

そこでここでは、代表的な生命保険の種類をわかりやすく一覧にまとめました。
まずはそれぞれの特徴をつかみ、次に「どんな目的で入るのか」という視点から選べるような表もご紹介していきますね。

生命保険の種類別一覧

生命保険といっても、実はいくつかのタイプがあります。
それぞれ目的やライフステージによって向いている保険が異なるため、まずは一覧で全体像をつかんでみましょう。

保険の分類該当する保険の種類特徴・ポイント
死亡保障タイプ終身保険
定期保険
定期付終身保険
養老保険 など
万が一のときに遺族へお金が支払われるタイプ。
目的に応じて期間や返戻金の有無が異なる
医療・がん・介護保障医療保険
がん保険
介護保険
入院や通院、がん治療、介護など、病気やケガに備えるタイプ
生活・働けないリスク保障生活障害・就業不能保障保険病気やケガで働けなくなったとき、収入の代わりになるタイプ
老後・将来のための備え個人年金保険
変額年金保険
老後の生活資金を準備するタイプ。
長期的な積立が必要

保険加入のよくある目的別一覧

保険は難しく見えても、「何のために入りたいのか」がハッキリしていれば、選ぶべき種類も自然と絞れてきます
ここでは、よくある加入目的をもとに、どんな保険タイプが向いているかをわかりやすくまとめました。
自分のライフスタイルや不安に近い目的を見つけて、参考にしてみてくださいね。

加入の目的おすすめの保険タイプ向いている人の例ポイント解説
万が一のとき、家族にお金を残したい定期保険
終身保険
収入保障保険
養老保険 など
小さな子どもがいる家庭
働き盛りの世代
万が一のときのために、必要な保障を選べる
病気や入院に備えたい医療保険
がん保険
働き盛りの世代
働きながら子育てをしている方
入院・手術など実費負担を減らせる
介護が必要になったときに備えたい介護保険40代以降の方
親の介護経験がある人
将来の介護費用に備える長期的な対策
働けなくなったときの収入減に備えたい生活障害・就業不能保障保険自営業・フリーランスの方
世帯収入が1本の家庭
病気やケガで働けないリスクに備える
老後の生活費を計画的に準備したい個人年金保険
変額年金保険
養老保険
自分で老後資金を作りたい方長期積立で老後の生活資金を確保

【保険の目的別】加入した人の実際の声

ここまでで、生命保険にはいくつかの種類があり、目的に合わせて選ぶことが大切だということがわかってきたかと思います。でも実際には、「自分と同じような立場の人がどんな保険に入って、どんな理由で選んだのか?」が気になる方も多いのではないでしょうか?

そこでここでは、「家族のために備えたい」「将来が不安で老後資金を考え始めた」など目的別に、実際に加入した人の声をご紹介します。
同じような不安やきっかけから保険を選んだ人たちのリアルな声が、きっとあなたの保険選びの参考になるはずです。

若いうちから備えておきたい人の声(20代~30代)

前は終身の更新で支払額が多くなるので、医療保険に変更した。FP相談時終身は必要がないと言われた為、医療保険のみにして加入した。手術と治療中だったので、緩和型の医療保険に加入しました。

引用元:保険の決め手 女性 / 30代 / 未婚 / 新潟県 / 子供なし / 会社員(一般職 / 契約社員・派遣社員)/ 年収:~399万円/2020年加入 / 医療保険 / ネオファースト生命保険 の口コミ

元々は、定期預金を利用しようと思って、銀行に訪れたのだが、銀行の担当者さんから定期預金では金利がつかないのでメリットがないと言われた。担当者さんのアドバイスを信じてみようと思ったため、勧められた生命保険に加入することにした。

引用元:保険の決め手 男性 / 30代 / 未婚 / 愛知県 / 子供なし/ 会社員(一般職 / 契約社員・派遣社員)/ 年収:1000~1199万円/2023年加入 / 個人年金保険 / 三井住友海上プライマリー生命保険株式会社 の口コミ

こちらの保険に入っていたおかげでコロナにかかって働けなくなった期間や妊娠中のつわりや切迫早産で入院した際の治療費や出産手当が出るまでの間の生活に困らずに済みました。手続きの際に電話で問い合わせをした際も丁寧に対応していただいたので、安心しました。

引用元:保険の決め手 女性 / 30代 / 既婚 / 宮崎県 / 子供2人/ 自営業・自由業 / 年収:400~499万円/2021年加入 / 終身保険 / ライフネット生命保険株式会社 の口コミ

家族のために備えたい人の声(30代~50代・既婚)

当初入っていた保険で万が一がんになった場合の保障が物足りなかったのですが、FPさんに実際に治療にどらくらいかかるのか体験談を教えて頂き、その中で保障も万が一に備えられ、保険料も納得がいくものに加入しました。

引用元:保険の決め手 女性 / 30代 / 既婚 / 兵庫県 / 子供2人 / パート・アルバイト / 年収:~399万円 / 2021年加入 / 医療保険 / なないろ生命保険株式会社 の口コミ

保障内容は現在の私たち家族にとって必要と思われる規模の保障であることがまず大きいです。無理なく支払える金額であるので、金銭的な負荷を感じずに済んでいます。また特約も必要と思われるものに限定して選んでいることも満足度を上げています。

引用元:保険の決め手 男性 / 50代 / 既婚 / 滋賀県 / 子供1人 / 教職員 / 年収:800~899万円 / 2022年加入 / 終身保険 / 大樹生命保険株式会社 の口コミ

ひとり親になり、自分が働けなくなったときにどうしたらいか考えた結果、就業不能保障保険があることを知り、保険代理店の方に相談して加入を決めました。代理店の方が親切丁寧に内容を説明してくださり、保険料も生活に支障をきたさない金額にすることができたので加入を決断しました。

引用元:保険の決め手 女性 / 40代 / 既婚 / 山口県 / 子供1人 / 会社員(一般職 / 契約社員・派遣社員)/ 年収:~399万円 / 2016年加入 / 生活障害・就業不能保障保険 / 三井住友海上あいおい生命保険株式会社 の口コミ

老後の生活のためにしっかり考えたい人の声(40~60代)

子育て世帯は出費もまだまだ多く、かと言っていざ病気やケガをしてしまった場合に家族にも負担が多く掛かってしまうので、様々な保障の中からバランス良くプランを選択しなくてはならないので、的確なアドバイスで保障内容と保険料がとても私たち世代にとって良いものであったと感じています。

引用元:保険の決め手 女性 / 40代 / 既婚 / 岐阜県 / 子供1人 / パート・アルバイト/年収:500~599万円 / 2017年加入 / 介護保険 / メディケア生命保険株式会社 の口コミ

1000万円入れて1%の利子であれば10万円がもらえる計算になりますが、外貨ということもあって桁違いの金額になっています。毎年もらえる利子分がかなり多く、さらにそれが10も続くことを考えたら。これはお得であると感じたから。

引用元:保険の決め手 男性 / 60代~ / 未婚 / 福岡県 / 子供なし / 無職 / 年収:~399万円 / 2019年加入 / 個人年金保険 / 第一フロンティア生命保険株式会社 の口コミ

ケガや病気の時の保障と貯蓄もかねた保険なので月々の支払いは安いのではと感じています大きな保険ではないので 主婦向けで満期になった時のちょっとした楽しみもあるし 全体的に満足しています やはりかけすてではないという所がとてもいいです

引用元:保険の決め手 女性 / 50代 / 既婚 / 神奈川県 / 子供2人 / パート・アルバイト / 年収:1000~1199万円 / 2018年加入 / 養老保険 / 株式会社かんぽ生命保険 の口コミ

まとめ

生命保険にはさまざまな種類があり、それぞれ保障の内容や目的が少しずつ異なります。
この記事を通じて、なんとなくしか知らなかった保険の違いが少しでも整理できたらうれしいです

とはいえ、「本当にこの選び方でいいのかな?」、「わが家の場合はどうなるんだろう…」という不安が残る方も多いと思います。そんなときは、一人で悩まずプロに相談してみるのもひとつの手です
まずはAIチャットを利用して診断を行い、その後“お金のプロ”によるオンライン相談が可能な窓口を用意していますので、気軽に相談してみてくださいね。

また当サイトでは、生命保険の種類別の口コミも掲載しています。
国内生命保険会社39社の契約者の本音を4,000件以上掲載していますので、ぜひご覧くださいね!

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