MENU

生命保険ってなに?わからない人のための保険入門 ~ステップ解説~

生命保険って難しそう……。

必要だとは思うけど、正直よくわからない。

そんな気持ちを抱えたまま、なんとなく後回しにしていませんか?
実は、生命保険は“仕組み”さえつかめば、自分に必要な備えが少しずつ見えてきます

この記事では、生命保険の基本から選び方までを、できるだけやさしい言葉とステップ形式で解説しています。
初めて保険を考える方にも、自分に合った選び方が見つかるよう構成していますので、まずは“生命保険とはどんなものか”を一緒に見ていきましょう。

目次

生命保険ってどんなもの?

生命保険って、よく聞くけど正直よくわからない

なんとなく入ったほうがいい気はするけど…

そんなふうに感じている方は、実は少なくありません。
生命保険は、万が一のときに家族や自分の生活を守るための“備え”のひとつですが、仕組みが複雑で、具体的に何がどう役に立つのかが見えにくいのも事実です。

ここでは「そもそも生命保険ってなぜ必要なの?」、「どんなときに支えになるの?」といった基本のキから、実際に助けられた人の声まで、わかりやすく解説していきます。

生命保険が必要とされる理由

人生は、予測のつかない出来事の連続です。
どれほど健康に気をつけていても、事故や病気、思いがけないトラブルは、ある日突然やってきます。
そうした「もしも」のとき、私たちは誰に、どのように守られるべきなのでしょうか。

大昔から、人々は家族や地域のつながりが困ったときの支えとなっていました。
病気で働けなくなれば親や親戚が助け、万が一のことがあれば地域の人が手を差し伸べる。
そんな“助け合い”が自然と機能していた時代です。

しかし、時代の流れとともに家族の形や人とのつながりは変化し、自分や家族を守る手段は個人の手に委ねられるようになってきました。そこで生まれたのが「保険」という仕組みです
保険は、みんなで少しずつお金を出し合い、困った人が出たときにそこから支援する“相互扶助”の制度です。
個人で備えるには重すぎるリスクを、みんなで分かち合う。それが保険の原点なんです。

では改めて、考えてみてください。
もしも明日、自分や家族が病気や事故で収入を失ったとしたら、そのとき、誰が支えてくれるのでしょうか?
生命保険とは、その“支える人”がいないかもしれない未来に備える、もう一つの“つながり”なのかもしれません。

豆知識コラム|保険のはじまりは“海の上”だった?

保険のルーツは、なんと紀元前までさかのぼります。

古代バビロニアでは、船で貿易をする商人たちが「もし嵐で積み荷が失われたら、みんなで損失を補おう」という助け合いの仕組みを持っていました。これが保険のはじまりとされています。

その後、14世紀のイタリアでは“契約”という形式では初となる、海難事故に備える海上保険の契約が誕生しました。
現代のような生命保険は、1700年代のイギリスで登場し、万が一のときに家族を金銭的に支える制度として広まりました。

つまり保険とは“一人では抱えきれないリスクを、みんなで分かち合う知恵”として、形を変えながらスタートしたのです。

私たちの暮らしを守る生命保険

病気やけがをしたとき、まず頼りになるのは健康保険や高額療養費制度などの公的保障です。
医療費の自己負担を軽くしてくれる日本国内のこの仕組みは、多くの人にとって心強い存在ですよね。

しかし、公的な保障には限度があります。
たとえば入院中の食事代や差額ベッド代、働けない期間中の収入まではカバーされません。
また、遺族年金も生活を支えるには十分とは言えないケースもあります。

公的保障だけではカバーしきれない出費の例

  • 入院時の差額ベッド代や付き添い費用
  • 通院の交通費や入院中の食事代
  • 仕事を休んだ期間の生活費や収入の減少
  • 子どもの教育費(学費や進学資金)
  • 住宅ローンの支払い
  • 葬儀やお墓など、万が一の後の費用

こうした“制度のすき間”を埋めるために、生命保険が必要とされます。
公的保障で足りない部分を自分で備えておくと、もしものときに自身や家族の暮らしを守ることができます。

公的保障と生命保険の違い

健康保険高額療養費制度遺族年金生命保険
医療費の自己負担3割負担(原則)一定額を超えると戻る給付金で自由に使える(定額・定率)
入院中の費用(食事・ベッド代など)一部のみ対象外給付金を活用可能
仕事を休んだ場合の収入傷病手当あり(条件付き)対象外所得補償型保険などあり
死亡後の家族の生活支援条件により支給される(年金形式)死亡保険金が一括で支給される
教育費や住宅費など将来の出費対象外対象外一部支給にとどまる目的に合わせた備えが可能

保険があって助かった人たちの口コミ

現在、メディケア生命保険に加入して4年目になります。今まで、何回か入院をして、メディケア生命保険に保険料を請求したことがあるのですが、いつも素早い対応で対処してくれるので、とても助かっております。今後も引き続き保険を継続していきたいといつも思っております。

引用元:保険の決め手 女性 / 50代 / 既婚 / 埼玉県 / 子供なし / 専業主婦・主夫 / 年収:500~599万円 / 医療保険 の口コミ

もうすぐ満期を迎える今、特に怪我や病気をせずに過ごせ、当時の払い込みの額より相当多くの利子を付けて返金される状態になりました。この保障内容についてとても満足しています。昔蒔いた種の花が咲いた感じです。

引用元:保険の決め手 女性 / 50代 / 既婚 / 東京都 / 子供2人 / パート・アルバイト / 年収:1000~1199万円 / 養老保険 の口コミ

とにかく簡単でわかりやすいですし、自身の環境にもマッチしています。実際に日帰り手術の給付金請求も迅速に対応していただけますし、不安なことは電話で親切に対応していただけました。

引用元:保険の決め手 女性 / 50代 / 既婚 / 神奈川県 / 子供1人 / 医療関係者 / 年収:~399万円 / 終身保険 の口コミ

生命保険の選び方ステップ

生命保険っていろいろあって、どれを選べばいいのか分からない…。

そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
保険選びは、人生や家族の将来を見据えるために大切なことですが、最初から完璧を目指す必要はありません

ここでは「どう選べばいいのか」を3つのステップに分けてやさしく解説します。
一歩ずつ順を追えば、自分に合った保険がきっと見えてくるでしょう。

【ステップ1】「もしも」を想像してみる

生命保険を考えるうえで、まず最初にやってみてほしいのが、「もしも、こんなことが起こったら…?」と想像することです。

たとえば、突然の病気で入院したら? 高額な治療費がかかったり、入院が長引けば仕事も休まなければならないかもしれません。
交通事故などで大けがを負ったら? 通院やリハビリのために、想像以上の時間とお金が必要になります。
また、自分に万が一のことがあった場合、残された家族の生活はどうなるでしょうか?
お子さんが小さい場合や、住宅ローンが残っている場合は、経済的な不安が大きくのしかかってきます。
将来的に介護が必要になったとき、介護サービスを受ける費用や家族の負担についても考えておく必要があります。

こうした「もしも」は、誰にでも起こりうることです。
まずはご自身やご家族の状況に置き換えて、“備えておきたい場面”を思い浮かべるところから始めてみましょう。

考えてみよう|こんな“もしも”に備えはありますか?

  • 入院したとき、1週間以上仕事を休んでも家計は大丈夫ですか?
  • 大きなけがをして長期間通院が必要になったら、通院費・交通費はどうしますか?
  • 今あなたに万が一のことがあったら、家族の生活費や教育費はどうなりますか?
  • 将来、親の介護や自分自身の介護が必要になったとき、頼れる準備はありますか?

ひとつでも「ちょっと心配…」と思ったら、それが保険を考える第一歩です。

【ステップ2】備えたい保障について考える

「もしも」を想像できたら、次に考えたいのが「どんな保障が必要か?」ということです
生命保険にはさまざまな種類がありますが、大きく分けると「医療」「がん」「死亡」「就業不能」という項目があり、それぞれに備える目的が異なります。
たとえば、入院や手術への備えが気になるなら「医療保険」、がん治療に不安があるなら「がん保険」、家族の生活を支えたいなら「死亡保険」、長く働けなくなる事態に備えたいなら「就業不能保険」といったように、自分の生活スタイルや家族構成によって必要な保障は変わってきます。

ここで大切なのは“すべてを完璧に備えなければいけない”と思わないことです。
人によって心配な場面や優先したいことは違いますし、独身の方と子育て中の方、収入によっても保険に求めるものは当然変わってきます。
自分にとって“何を守りたいのか”“何が不安か”を整理することが保険選びの重要なポイントになります。

タイプ別の目安|備えたい保障について考えよう

タイプ主に備えたい保障理由の一例
独身(30代)医療・就業不能自分の生活費を守るため
子育て世帯(40代)死亡・医療・がん遺族生活費や教育資金に備える
共働き夫婦(子なし)医療・がん長期入院や先進医療への備え
高齢の親と同居医療・介護自分または親の介護への備え
※この表は一例です。実際の保険の必要性は家族構成や収入状況などにより異なります

【ステップ3】生命保険の種類を知る

「もしも」に備えたい内容が見えてきたら、次に考えるのは「どんな保険を選ぶか」です
生命保険にはいくつかの種類があり、それぞれカバーするリスクや仕組みが異なります。

先ほども医療保険やがん保険、死亡保険、就業不能保険について軽くご紹介しましたが、医療保険一つとっても、一定期間だけ備える「定期保険」、一生涯の保障が続く「終身保険」などさまざまな種類があります。
これらはそれぞれ、目的やライフステージに応じて選び方が変わってきます。

ここでは全体像だけお伝えしましたが、各保険の特徴や違いを詳しく知りたい方は、以下の記事でさらに詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
図を使いながら、初心者にもわかりやすく種類を比較・紹介しています。

生命保険の種類まとめ|図解でわかる!はじめての保険選びガイド

【重視したいポイント別】みんなの選び方体験談

保険を選ぶとき、重視するポイントは人それぞれです
手厚い保障を求める人もいれば、毎月の保険料を少しでも抑えたいという人もいます。
また「説明がわかりにくくて途中で諦めた…」という声や、「手続きが簡単だったから安心して加入できた」という意見も存在するのも事実です。

ここでは、実際に生命保険を選んだ人たちの“決め手”を、重視したいポイント別にご紹介します。
あなた自身が「何を一番大事にしたいのか」を見つけるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

保障内容を重視したい

自分の既往歴。手術してからの年数が浅いことと、治療中のものもあり入れる保険が狭まっているので、必要な保険をFPから探して頂きました。

引用元:保険の決め手 女性 / 30代 / 未婚 / 新潟県 / 子供なし / 会社員(一般職 / 契約社員・派遣社員)/ 年収:~399万円 の口コミ

私の家族構成や子供の成長に合わせた必要な保障額をご提案いただき、終身保険も子供の大学卒業のタイミングで保障金額を減額するなど、親身になっての提案、説明がとてもわかりやすく信頼できるものであり、納得できる内容でありました。

引用元:保険の決め手 男性 / 50代 / 既婚 / 山形県 / 子供2人 / 会社員(一般職 / 契約社員・派遣社員)/ 年収:400~499万円 の口コミ

自分と旦那さんのふたり家族で、金融資産や投資の内容などのことも踏まえた保険の在り方や必要性の説明や相談にものってくださって、投資先のことも提案してくれたので勉強にもなりましたし、的確に保険のことを教えてくれました。

引用元:保険の決め手 女性 / 50代 / 既婚 / 東京都 / 子供なし / パート・アルバイト / 年収:1000~1199万円 の口コミ

保険料を重視したい

何と言っても月々の支払額に満足です。最終的に3社程に絞り保障内容と支払額で検討しましたが、保険代理店の担当者さんの進めもあり決める事ができました。支払額と保障内容に大変満足しております。保険にも満足ですが担当者さんに感謝しております。

引用元:保険の決め手 男性 / 30代 / 既婚 / 栃木県 / 子供2人 / 会社員(一般職 / 契約社員・派遣社員)/ 年収:700~799万円 の口コミ

前に入っていた保険料とほとんど変わらず、保障内容をグレードアップできたので、この保険会社に決めました。病気になったときの払込免除もつけてもらったので、万が一病気になったときに保険料が負担になる心配がないのがよかったです。

引用元:保険の決め手 女性 / 30代 / 既婚 / 兵庫県 / 子供2人 / パート・アルバイト / 年収:~399万円 の口コミ

医療保険にしては、やや高い保険料かもしれませんが10年ごとの更新等で高くなるものではありません。逆に、定年を迎える65歳まで支払いをすれば、以降の保険料支払いが不要になり、保障は一生涯続く内容であるため、保険料について満足をしております。

引用元:保険の決め手 男性 / 60代~ / 既婚 / 大阪府 / 子供なし / 契約社員・派遣社員 / 年収:~399万円 の口コミ

説明の分かりやすさを重視したい

保険の必要性について生涯かかる保険料の総額がどれ程のものか、それほど価値のあるものか、必要性などしっかりと説明してくださったので保険に入るという心構えができて納得できる保険に出会えた既存のプランではなく自分で設計した自分専用のプランで作ることが出来たのが良かったです

引用元:保険の決め手 女性 / 30代 / 未婚 / 福岡県 / 子供なし / パート・アルバイト / 年収:~399万円 の口コミ

保険ショップの担当者はなぜ私にその保険が必要なのか、や、どういうメリットがあるのかをわかりやすく、さまざまな資料をまじえながら、私が納得いくまで、説明をしてくださいました。もしもの時の話を可視化する事で理解度が高まりました。

引用元:保険の決め手 女性 / 40代 / 既婚 / 東京都 / 子供1人 / 専業主婦・主夫 / 年収:900~999万円 の口コミ

説明については資料などで説明があり負担にならないように最低限度の保障内容にしてもらった。いろいろある保険がある中で保障についてはあまり差がないように説明で感じたことと妻にもわかりやすく理解してもらえたこと。

引用元:保険の決め手 男性 / 50代 / 既婚 / 福井県 / 子供3人以上 / 会社員(一般職 / 契約社員・派遣社員)/ 年収:1000~1199万円 の口コミ

加入手続きのスムーズさを重視したい

多くの書類の記入などが必要なく、タブレットの操作で簡単スムーズに加入手続きを完結させることが出来ました。保険代理店のお姉さんのサポートで安心スムーズに手続きを終えることが出来ました。

引用元:保険の決め手 女性 / 40代 / 未婚 / 北海道 / 子供なし / 自営業・自由業 / 年収:~399万円 の口コミ

インターネットでの申し込みではないため、その分はスピードでは劣るかもしれないです。ただ書類を提出してから、手続き完了まではスムーズで、完了までの進捗状況についても随時説明があったことが、この評価になりました。

引用元:保険の決め手 男性 / 50代 / 既婚 / 滋賀県 / 子供1人 / 教職員 / 年収:800~899万円 の口コミ

昔の契約時の、手書き書類や証明書類の煩雑さを覚悟していたが、タブレットでちゃちゃっとできた。通信環境で待ち時間ができても、担当者の方が世間話でつないでくれた。印鑑不要なのが自分にとっては楽でした。

引用元:保険の決め手 男性 / 60代~ / 既婚 / 東京都 / 子供3人以上 / 契約社員・派遣社員 / 年収:600~699万円 の口コミ

まとめ

生命保険は、もしものときに自分や家族を守る大切な備えですが、どれが自分に合っているのかは人それぞれです。
すべてを完璧に理解する必要はありませんが、今の暮らしや不安に合わせて、少しずつ考えていくことが大切ですね。

「自分に合った保険をどう選べばいいのかわからない」という方は、LINEで無料相談もできますので、ぜひお気軽にご利用ください。

また、保険の種類についてしっかりと知っておきたい方は、こちらの記事も参考にどうぞ。

生命保険の種類まとめ|図解でわかる!はじめての保険選びガイド

あなたにとって、ぴったりの備えが見つかりますように。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次